六甲おろしブログ

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レスコンシンポジウム2011(前半)

去る2011年12月10日に、ポートアイランドの神戸市立青少年科学館にて、レスコンシンポジウム2011が開かれました。
その内容について、簡単に報告いたします。
まずは、前半部分から。



こちらが神戸市立青少年科学館。
はじめに、レスコン実行委員会委員長の土井 智晴先生から開催の挨拶がありました。
次に、「震災から学んだこと」と題して、近畿大学の大坪 義一先生の講演がありました。

大坪先生は神戸大学の出身で、現在は実用化に向けたレスキューロボットの研究・開発を行っています。
今回の公演では、先生が阪神淡路大震災で実際に経験した出来事をお話になられました。
震災があった当日の状況、町の様子など、本や写真だけではわからない、地震の恐ろしさが伝わってくる内容でした。
そのような経験を通して、震災などの災害に対してエンジニアがなすべき役割は、レスキューロボットの実用化であると先生はおっしゃっていました。
次に、「震災時における消防の活動と神戸市消防局の取り組み」として、橘 和臣さんの講演がありました。

東日本大震災において、神戸市消防局がどのような取り組みをしていたのかを報告なさっていました。
また、緊急消防救助隊の設立について、レスキューロボット技術の研究報告についても説明しておられました。
この後、神戸市消防局水上消防署 特別高度救助隊(スーパーイーグルこうべ)の、救助資機材などの展示がありました。
まず、こちらは救助器具の展示ブースです。

隊員の方が順番に説明してくださいました。

これは電磁波探査装置です。
瓦礫の隙間に電磁波を放射することで、埋没している生存者の呼吸による胸の動きが検出できます。
写真には写っていませんが、大型の棒状のものや、小型のものなど、さまざまな形状のセンサー部があります。

こちらは二酸化炭素検出装置です。
閉鎖空間内にこの装置を挿入して、人体の呼気中の二酸化炭素濃度を測定します。

他にも、画像探索装置、夜間暗視装置、地中音響探査装置などがありました。
続いて、こちらはスーパーイーグルこうべの緊急車両です。

救助活動を行うための、さまざまな装置が搭載されています。


こちら側には、油圧ポンプなどが搭載されており、主に交通事故などで、事故車両の中から生存者を救助するのに用います。

その隣には、救命胴衣などの水難事故用の装備が入っていました。

反対側には、チェーンソーなどの切断用機材が搭載されています。
また、写真には写っていませんが、その隣には酸素ボンベなども搭載されていました。

眺めるなべっち。
この後は休憩を挟んで、次回レスコンについての説明がありました。(つづく)

Updated: 2011年12月21日 — 11:43 PM

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